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分野・領域などを問わず、何でも綴る雑記帳

頭痛持ちの方へ 病院受診のススメ

私事ですが、私は偏頭痛持ちです。思い返せば小学生頃からなので、ある意味慣れっこですが仕事にも支障が出るようになってきたので病院へ行ってきました。

病院に行ってみて感じたのは、もっと早く行けばよかったということ。

ということで同じ悩みを持つ方やその周りの方が、少しでも早く悩みを解消してもらえたらと思います。

病院へ行ったキッカケ

仕事中、あまりに頭痛がひどくなり顔面蒼白・歩けば振動で頭を激痛が走るという状態に2度も陥ったためです。

1度目の時は市販のイブAでやり過ごしましたが、初めてここまで酷い状態を経験したので怖くなり脳ドックを受診しました。結果は問題なし。でも2度目がやって来ました。流石にヤバイと感じ、病院を探し受診するという流れに至りました。

受診する科は?

私は、脳神経外科を受診しました。会社の保健室的なところがあれば、近隣の病院等を紹介してもらえるかもしれません。頭痛外来をGoogle先生に聞いてみるのも良いと思います。

受診時にしたこと

初診では、ヒアリングを受けました。頭痛が出やすい状況・状態、前兆の有無、吐き気の有無等を答えていき、偏頭痛なのかその他の可能性があるのかを切り分けしていきました。出入りしているMR/MSが持ってきた症状から判断するリーフレットも使われていて、医学的知見が無い人にも分かりやすかったです。

最後にMRI検査の意思を確認されました。
ほぼ偏頭痛が確定している人はMRIの検査は受けなくても良いそうですが、稀に別の病気を発見することにも繋がるということと脳ドック以来の大きな変化が無いかが心配となり受けることにしました。

2回目の受診では、MRIの検査結果のフィードバックと病名の確定が主な内容でした。MRIの画像からは脳と頭蓋骨の間に若干隙間がある箇所が見つかり、事故などで頭を激しく揺さぶられることが無かったか確認されました。私は思い当たることもなかった為、頭蓋骨が元々大きめなのだろうという結論で偏頭痛がほぼ間違いなくなりました。

頭が激しく揺さぶられると、脳と頭蓋骨の間に水がたまり脳を圧迫されることで頭痛が発生するということもあるそうで、数年かけて徐々に症状がひいていくのをMRIで定期検査しながら様子見するという事例もあるそうです。思い当たる方はなるべく早めの検査をおすすめします。

処方された薬

スマトリプタンという薬です。この薬、偏頭痛にしか効かないということで飲んで効かなければ別な病気を疑う必要があるという説明でした。もちろん処方箋が必要な薬剤の為、病院に行って診察を受ける必要があります。そのため、よく頭痛が発生するけれど病院は中々行けないという方は少し多めに処方してもらうのをオススメします。効くなら、頭痛持ちにはマストアイテムですから。

ロキソニンもよく処方される薬のようですが、コチラは鎮痛剤のため偏頭痛以外にも効くそうです。そのため、一度はスマトリプタンを飲んでみるのも良いのではないでしょうか。

薬を飲むタイミング

症状が軽いうちに飲むのがベストです。薬を頻繁に飲み過ぎて体が慣れて効かなくなるのという理由からなるべく我慢するという人がいますが、早めに薬を飲みましょう。私もその一人でしたが、薬で抑えきれない程の痛みになってからでは薬の効果を実感し辛く日常生活に支障をきたしかねません。早めに飲んで、痛みのピークを低く抑えるというのがポイントです。


以上、頭痛持ちの実体験からのレポートでした。
MRIは特に費用がかかります。しかし早めに対処し生活を安定させ自身のパフォーマンスを上げることで、出費以上の充実や収入を得るほうが総合的に満足感を得られると感じます。
よろしければ参考にして頂き、一人でも多くの方が頭痛の少ない生活を手に入れられることをお祈りします。